Nikon Fマウント用の広角レンズが欲しいなあと思い、中古レンズを物色していて、偶然見つけたのが1989年発売のNikkor AF 75-300mm f/4.5-5.6望遠ズームレンズ。20年近く前のレンズとは思えないほど、中古レンズとしては美品でした。6ヶ月の保証付きで¥11,800でした。
マニュアルや箱など何も付属品がなく、ニコンのサイトにもこのレンズに関する資料がありません。Googleでヒットしたサイトに詳しいスペックが載っていましたので、転記しておきます。
Type of Lens: Autofocus Nikkor zoom lens with built-in CPU and a metal rear Nikon bayonet mount
Lens Construction: 13 elements in 11 groups
Focal Length: 75mm to 300mm
Maximum Aperture: f/4.5-5.6
Minimum Aperture: f/32
Picture Angle: 31º40’~8º10′
Focal Length Scale: 100mm, 135mm, 200mm, 300mm
Diaphragm: Fully automatic
Focus Control: Autofocus with focus limiter on the zoom ring; Manual via manual focus ring
Zoom Control: Via one-touch push and pull zoom ring
Distance Scale: Graduated in meters and feet/inches from 3m (9.9′) to infinity
Macro: Closest distance 1.5m (5′) for all zoom range in manual focus
Distance Information: Output into camera body with CPU interface system is not possible with this lens; Option for manual focus provided
Aperture Scale: f/4.5, f/5.6, f/8, f/11, f/16, f/22, and f/32 on both standard and aperture-direct-readout scales
Mount: Nikon bayonet mount with CPU contacts
Attachment Size: 62mm (P=0.75mm)
Meter Coupling Prong: None
Depth of Field Scales: NIL
Reproduction Ratio: approx. 1:5.6
Minimum Aperture Lock: Provided via slide switch
Lens Coating: NIC (Nikon Integrated Coating)
Exposure Measurement: Via full-aperture method with Ai cameras or cameras with CPU interface system; via stop-down method for other cameras
Infrared Compensation Index: Two white indexes are provided for the 75mm and 135mm focal length setting
Standard Accessories: 62mm front lens cap; Rear lens cap LF-1; Hard lens case CL-36
この時代のレンズは金属鏡筒、金属マウントで、ずっしりと重く、高級感があります。実際、新品では当時、7万円近くしたとか。
Nikon D90に装着すると、なかなか迫力があります。着脱不可の三脚座付き。
筆者 様
今、お仕事中で(済みません)、手元に無いので詳しいスペックは言えませんが、EOS 400Dを所有していた頃(6年程前。現在は450D)に、望遠が欲しくてTOKINA(のはず)の70-400mmのレンズを香港で購入したのですが、これがなんと真鍮製の鏡胴で流石にずっしり(ずっしり感が有る事自体は「レンズを持っているな」と言う実感が伝わりますが)、おまけに三脚用のホルダーが無し(多分、その当時あったのでしょうが、別売りだったのかも知れません。今となっては確認の術もない・・悲しい)。
これを400D、450D に装着して本体を三脚固定はカメラボディーの三脚取り付け部分の強度限界を測定している様なモノで、流石に一度は「そーっと」トライしましたが、流石に2回目は怖くて出来ないので、それ以降、実は防潮箱の「肥やし」になったままです(笑)。(EOS 7Dを購入したら再チャレンジ・・・とは考えています)
その後、台湾の友人が、確か「タムロン」の非常に古いレンズですが「バズーカ」というレンズを譲ってくれましたので(友人は、CanonからNikonにお乗り換えだったので。但し、今はCanon EOS 5Dに填っています)それは、ちょくちょく家の窓から庭の側にある樹木に飛来してくる「小鳥」を望遠の練習がてら(天気の良い休日に、ベランダに三脚をセットして、ビールを飲みながら・・)撮影しています。これには、着脱可能なレンズサポートの三脚台が付いていますので、カメラボディーの「重量負荷」を気にする必要が無いので。レンズ自体は、古いレンズですが、レンズにカビが生えている訳でもないのですが、絞りとフォーカスが甘いので画像がクリアな状態で上がってこないのが不満と言えば不満です(勿論、一段絞り込めば結構な絵が撮れます)。鏡筒スライド式の望遠距離調整が出来るので便利です。
TOKINA75-400mmのレンズ・サポート三脚台は「探さなければ」と、筆者様の記事を拝見して、「ふと」思い出した次第です(笑)。
Jim,
Kenko TOKINAのレンズ、なかなか良いですね。真鍮製鏡胴のレンズ、重たそうですね。しかし、プラスチック製の軽いレンズとは違い、如何にも光学機器らしくて良いと思います。昔、持っていた天体望遠鏡の接眼鏡に真鍮が使われていたような気がします。
私が次に狙っている超広角ズームレンズは、TOKINA ATX116 PRO DX (11-16mm f/2.8)です。純正の明るい広角レンズは高価なので手が出ませんが、TOKINAブランドのものなら、Kenkoアウトレットで安く手に入れることができるようです。
筆者 様
明日、中国は「端午節」で休みなので、自宅に帰ってきました。で、レンズのスペックが分かりましたので一応、お知らせさせて頂きます。
モデル名及びスペック:Tokina AT-X AF 80-400 1:4.5-5.6
でした。多分、一度、オーバーホールに出す必要があると思います。内部にゴミがあるので。
Tamoron はAF LD 200-400 ∞-2.5mm(8.2ft)と言う仕様でした。これも、オーバーホールの必要ありです(笑)。
Jim,
Jim,
400mmでf/5.6はなかなか明るいレンズですね。APS-Cサイズなら換算600mmの超望遠レンズとして使えるということは、モータースポーツの撮影には重宝しそうですね。もちろん、鳥とか飛行機も。
本日小岩の小さなカメラ屋でこのレンズ見つけました。5800円!程度もまさに美品で動作も完璧です。メーカーのHPなどにも情報なしで、このサイトで大したものであることがわかりました。ありがとうございます。
35-70 1:2.8Dを持っているので、この2本でほぼ撮影旅行などに対応できそうです。
大森直史
初めまして。コメントありがとうございます。美品且つ完動品でそのお値段はたいへんお買い得だと思います。