Wood Carport — Part 82

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北西側(母屋側)の柱Aと柱Bの間に渡した土台Aの中央に柱Hを立てます。その後、柱Bと新たに立てる柱Hの間に筋交いを入れます。まずは下げ振りを用いて柱Hの位置決めから。

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柱A内側側面からこれから立てる柱H内側側面までの距離は実測で811ミリ。この数値は図面通り。丸鋸と鑿を用いて土台Aに幅90ミリ、深さ10ミリの切り欠きを入れました。

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仮りの短い柱を使って切り欠きのサイズを調整し、羽子板ボルト用の穴の位置決めをします。この辺りは雨水がかかるので、隙間はできる限りない方が良い。束柱Aに取り付けた羽子板ボルトとは向きが上下逆になります。

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頭から木粉を被りながら桁Aにも深さ10ミリの切り欠きを入れて、柱Hを横から少しずつ叩き入れます。

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柱Hのサイズ調整は一回のみ。最初は長めに切断し、ミリ単位でサイズ調整します。

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土台Aに羽子板ボルト用の穴を二つ貫通させました。土台Aの裏側には座掘りします。

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ここからが難関。幅90ミリ、厚み45ミリの米松筋交い材の長さは現物合わせですが、単独作業では手が二本では足りない。単独作業でどのようにして墨線を入れるのか?手の数が不足するので頭を使って不足分を補いました。長めの筋交い材(3メートル)上下の中央に線を引いておき、二本のクランプで筋交い材を桁Aと柱Bに固定しました。

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中央に引いた線がコーナー部分に接するように、筋交い材の位置を微調整。両手が空いたのでその後、現物合わせで直角の墨線を入れ、卓上スライド丸鋸で筋交い材を切断。

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筋交い材はサイズを微調整することなく、一発で柱Bと柱Hの間に入りました。2倍筋交い金具を上下のコーナー部分に取り付けました。余っても無駄になりそうなので、付属するビス15本をすべて使用しました。

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筋交い金具を使うのは初めてですが、プロの大工さんから助言していただいたので、金具の使い方は正しいと思います。

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水平方向の揺れはまだありますが、少しましになりました。南西側(道路側)にも同様の束石、束柱、土台、柱、筋交いを入れる予定です。北西(母屋側)と南西(道路側)両側に筋交いを入れると、道路と直角に車を入れることはできなくなりますが、カーポートの強度は増すと期待しています。

筋交い取り付け作業の難易度:5段階で3

Wood Carport — Part 83へと続く。
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3 thoughts on “Wood Carport — Part 82

  1. 筆者様

     へ〜〜!筋交いを固定する金具もあるのですね。中々、頼もしい金具ですね。段々に、頑丈になって行きますね。私は、てっきり、アジャスタ付きのロッド鋼材を筋交いに使用されるのかな?と思っていました(工事現場の、プレハブ事務所等に用いられているもの)。

    Jim,

    1. 筋交い取り付け金物は初めて使ったので、ご近所の建築士兼大工さんに相談しました。その方が金属製の筋交いもあり、意外と強力ですよと言われていました。できるだけ木材を使用したいという思いがあるので、筋交い専用の米松と取り付け金物を使うことにしました。

      1. 筆者様

         Woodに拘りのある筆者様なので、その方向だと思っていました(^^)。機械の設置も同じですが、少しの振動、少しの揺れが有るという事は、機械のベース・フットが「壺」に填まっていない状態の設置で有る事が多々あります。微妙な揺れ、傾き、振動を見逃さすにキッチリと押さえる事が、機械にしても、建物にしても(と思いますが)安定度を増すと思いますので、「どっしり君」になる様、頑張って下さい。(^^)v

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