中央にもウッドデッキ上に柱を立てることにしました。南北の柱と異なるのは、床の真下に大引と直交する2×6材の根太があり、その根太の隣に90ミリ角の角材を置くと、シンプソン金具を取り付けるビスがちょうど、根太と角材の隙間に入りそうだということです。この問題を避けるため、柱を立てる位置をベランダの中心から20ミリほど北にずらすことにしました。
ベランダの根太を兼用する梁の寸法は柱を立ててから現物合わせで採寸すべき。梁と柱の接合部に枘組みするので、ミリ単位で精確に採寸しないと、垂直、水平が出ません。仮に立てた柱は細い角材の端材とF型クランプを使って一時的にウッドデッキのフェンスに固定。一本目の柱を立てた時に、ウリン(アイアンウッド)製フェンスの手摺にビス留めしたら、ビスが折れてしまい、抜けなくなりました。
米杉(WRC)製再利用材の梁は採寸ミスで短くなったので、製材し直しました。丸太部分に苦労して彫った40ミリの切り欠きの1/4ぐらいしか活かせないほどの長さでした。
必要以上に切断しない方針を採用したら、中央の丸太のみログウォールから突き出た部分が長くなりました。
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