梁Aを加工して柱Aと柱Dの間に渡します。長さ3,000mmの杉材は入手した12本がすべて90mm角ではなく、中には92mm角のものも含まれていました。梁Aとして使用する杉材が92mmだったので、柱Aとの接合部を2mm落として90mmとしました。
柱Aに切り欠きを入れた部分が20mmあり、その部分を2mm落としてあります。
梁の水平出しは一発勝負。一発で水平が出ないと、原因究明作業に時間を要します。
梁Aの幅が92mmであるのに対し、柱Dの東西方向の幅は88mm。外側(西側)で面一にしました。したがって、4mmのズレは意図したものです。羽子板ボルトは梁ではなく柱を基準に中心線を出しています。
パーゴラカーポート製作作業で目標とする誤差は1mm、許容誤差は5mm未満に設定しています。5mmを超えるような誤差があれば、その部分をやり直します。
梁Bとは相欠き継ぎで継ぐ予定なので、加工済みの状態で柱Dの上に載せました。
柱Aとは腰高羽子板ボルトで固定していますが、北側(母屋側)は突起物を出したくないのでボルトの先端が柱表面から突き出ないように座掘りを深めにしました。
西側から見た図面を再修正しました。次回はいよいよ道路側の柱Eを立てます。作業中に柱が道路に向かって倒れないように細心の注意を払う必要があります。母屋側の柱はウッドデッキと母屋に固定できましたが、道路側は何もないので仮筋交いを増やそうと計画しています。