二本目の柱Bを立てます。初めて立てた一本目と比べると、要領がわかっているので簡単そうではありますが。
実は二本目の方がずっと難しい。「パーゴラ」を建てるのは傾斜地であり、基礎で水平を出すのは極めて困難なので、柱の高さを調整することで水平を出そうとしています。
一本目の柱は基準となるので、沓石上部から桁下まで2,200mmに決めてから切断しました。二本目はその一本目と水平にする必要があります。どのようにして水平を確認すれば良いのか?
色々と考えた結果、一本目の柱Aの沓石上部から700mmの位置に水糸を張り、二本目の柱Bが水平になる位置を確認するという方法です。水平を測定する高さが低いので、単独作業でも水平となる位置を容易に確認することができます。水準器で測定したら、二本目の柱Bは沓石上部から888mmでした。つまり高低差は188mm。
一本目の柱Aよりも柱Bは桁下までの高さがプラス188mmなので、柱Bは高さが2,388mmで柱Aと水平になるということです。実際に桁下部分に水糸を張り、水平を確認しました。
柱Bの高さがわかったので、この時点で図面を修正しました。地表面の勾配はおよそ4ºになります。当初、想定していた勾配は1ºなので、4倍もの違いがあります。しかし、こんなに急な坂とは思えません。地表に出た沓石の高さが一定ではないので、実際の勾配はもっと少ないかもしれません。iPhoneのコンパスAppで測定したら、傾斜角度は2~3ºでした。
柱Bは枘組みしないので上端が平らになります。この部分で桁を継ぐ予定です。羽子板ボルト用の穴のみ空けてあります。
二本目の柱を立てる作業の難易度:5段階で4
今日前を通り3本柱が立っているのを見てきました。ハスラーがいなかったのでお出かけだなと。RX8が前に置いてあるので、地震でも来たらとちょっと心配しましたが。
昨日、3本目の柱の上に桁を渡して仮固定してから出かけました。今日は、母屋と母屋に接するデッキに角材と板を使って固定しましたから昨日よりは耐震性、あります。またいつでも見に来てください。