今日は仮置きした沓石(束石)をモルタルで固定します。モルタルはセメント1に対して砂3の割合で混ぜ、適量の水を加えて作りますが、計量時にAstro Products製の1Lフューエルカップが役立ちました。
水を加える前に念入りに掻き混ぜておくことが重要。
バラスの上にモルタルを載せ、その上に沓石を置いて水平を出し、同時に水糸を頼りに正しい位置に沓石を設置。モルタルが硬化する前なら微調整可能です。
二方向で水平になるように水準器で確認。水平を出すことばかりに気を取られていると、直角が出ないことにもなるので注意が必要です。
穴の隙間に掘り出した土を埋め戻し、水を加えない空練りのモルタルを敷きます。
最後に水を撒いて沓石の設置作業を終了。
同じ手順を繰り返し、四隅の沓石を設置しました。
残り二つ、沓石を設置しますが、そのうちの一つは道路に面した南側の中央。
予想した通り、5センチほど掘り下げると蒸発散設備のコンクリートブロックがまたもや姿を現しました。
鉄筋はディスクグラインダーで切断。
ブロックはタガネとハンマーで破壊して少しずつ取り除くしかありません。一つの穴を掘るのに3時間ぐらい要しました。
合計6個の沓石が設置できたので、遣り方と水糸を撤去しました。短めの釘抜きがこういう時に役に立ちます。
沓石(束石)設置作業の難易度:5段階で3