Netz Toyotaディーラーに12ヶ月法定点検で車を持参する前に、AQUAを所有されているahiruさんが夏用タイヤを車に載せて、再度お越しいただきました。ディーラーでメンテナンスパックに加入されているそうなのですが、タイヤ交換は一本千円で工賃が有料になるそうです。
そこで、工具で埋もれそうな当方のガレージに車を入れて、私がタイヤ交換方法を指導させていただくことになりました。自分でやれば工賃は無料だし、たとえメンテナンスパックの料金にタイヤ交換費用が含まれていたとしても、軽い運動にもなり、愛車の知識も増え、良いこと尽くめです。交換したタイヤは保管時劣化の過程を軽減させることが可能な床下にて保管します。ログハウス母屋の床下は巨大なタイヤ収納スペースになっており、すでに数十本のタイヤが床下でゴロゴロしています。
持参いただいた夏用タイヤのホイールは鉄ちんでした。Toyotaのサイトで調べてみると、AQUAはX-URBANとG’sグレード以外の標準装備のタイヤホイールは、スチールホイール(樹脂フルキャップ付)となっています。車両本体のメーカー希望小売価格が200万円近くもする車で、しかも最廉価グレードではなく、商用車でもないのになぜホイールが鉄ちんなのか?
樹脂製フルキャップを装着した状態で、タイヤを取り付けようとしたら、ボルトの位置合わせが厄介なので、キャップを取り外しました。
タイヤの下に決して足を挟まないように注意しながら、クロスレンチで仮り締め。私なら胡座をかくので、足をタイヤ下に挟むことはあり得ませんが、人生初のタイヤ交換を体験中のお嬢様に胡座をかくことを強いることはできません。
鉄ちんを隠す樹脂製フルキャップは叩く場所を誤ると割れそうだったので、私がゴムハンマーで叩いて取り付けました。しかし、キャップの取り付け位置が間違っていました。取り付け位置はバルブの位置で合わせるようになっていたので、本締めする前にやり直しました。私なら樹脂製フルキャップは取り付けずに、鉄ちんをボディーカラーに合わせて塗装して、センターキャップを取り付けます。
樹脂製フルキャップを嵌め直した後、規定のトルク値、103N•mで4本のホイールナットを本締めしました。
最後に規定の空気圧、230kPaになるよう、エアインフレーターで空気圧を調整して作業を終了しました。
ついでに持参された、ノーブランドのドライブレコーダーを取り付けました。
人生初タイヤ交換作業の難易度:5段階で2
初めての作業で苦戦してましたね。でも僕でも同じだったと思います。あと2㎝前に出して、と停止位置を指示したときは、そんなん出来るかい!と思ったら、見事に前進させたのにはビックリしました。良い腕してるんですね。友人のところに遊びに来るついでにタイヤ交換できて、更にはタイヤ保管もしてもらえるとは、持つべきものは良い友人ですね。
秋のF1観戦旅行の際にはOさんに泊まり込みでCat ISONのお世話をしていただいています。RX-8が故障して鈴鹿サーキット体験走行に行けなくなった時も、急遽、Toyota Vitzでサーキットを走行されました。運転技量はお墨付きです。
kuma様
色々と教えて頂き、無事にタイヤを交換することが出来ました。良い環境でタイヤを保管していただけて嬉しいです。今、思い出しても2cmの前進は偶然だったと思います。
kumaさん
ahiruさんとの出会いは数年前の職場でした。昔からの友人ではないのに、今は私にとってかけがえのない存在です。鈴鹿に行ったり、食事に行ったり、泊まり込みでペットシッターまでお願いしている位こちらがお世話になっています。信頼関係とは歳月ではないですね。今後ともISON同様ahiruさんの事もよろしくお願いします。
monomaniacgarage様
洗車からタイヤ交換までご指導いただきありがとうございました。ドライブレコーダーの配線もとても綺麗に仕上げていただいたので、車内がスッキリしています!