FIA Has Formally Ratified The 2017 F1 Calendar — Part 1

来年のシンガポールGP開催日程の博打に勝ったと思って、ホテルと航空券を手配したら、実は負けていたという悲しい知らせが届きました。

昨日、ウィーンで開催された世界モータースポーツ評議会の会議で、2017年度のF1開催スケジュールが正式に承認されたそうです。我々にとって、9月に公表された暫定スケジュールと大きく異なるのはマレーシアGPとシンガポールGPが入れ替わって、今年と同じ順に開催されるということです。シンガポールGPは10月1日ではなく、9月17日開催。マレーシアGPが10月1日の開催となります。

以下はF1公式サイトから転記した2017年度の開催日程。

1 March 26 Australia (Melbourne)
2 April 9 China (Shanghai)
3 April 16 Bahrain (Bahrain)
4 April 30 Russia (Sochi)
5 May 14 Spain (Barcelona)
6 May 28 Monaco (Monte Carlo)
7 June 11 Canada (Montreal)
8 June 25 Azerbaijan (Baku)
9 July 9 Austria (Spielberg)
10 July 16 Great Britain (Silverstone)
11 July 30 Hungary (Budapest)
12 August 27 Belgium (Spa-Francorchamps)
13 September 3 Italy (Monza)
14 September 17 Singapore (Singapore)
15 October 1 Malaysia (Sepang)
16 October 8 Japan (Suzuka)
17 October 22 USA (Austin)
18 October 29 Mexico (Mexico City)
19 November 12 Brazil (Sao Paulo)
20 November 26 Abu Dhabi (Abu Dhabi)

事実上、キャンセル不可で購入済みの航空券を没にしてホテルと航空券を手配し直すか、あるいは来年は最後のマレーシアGP観戦に切り替えるか、現在検討中です。

博打に負けた被害額をできる限り少なくする救済策を考えてみました。価格は二名分往復で計算。

救済策A(シンガポールGP開催日程変更に合わせて、AirAsiaのフライト日程を今、変更した場合)

フライト日程
変更手数料
支払済 変更後運賃との差額 フライト変更に要する費用
KIX > KUL
SEP 27, 2017
¥8,250 x 2 = ¥16,500 ¥18,298 ¥20,600
KUL > SIN
SEP 28, 2017
MYR110 x 2 = MYR220 (¥5,631) MYR127.14 (¥3,236) 20kg込み ¥1,722
SIN > KUL
OCT 2, 2017
S$55 x 2 = S$110 (¥8,793) S$451.00 (¥36,847) 25kg込み ¥15,847
KUL > KIX
OCT 3, 2017
MYR220 x 2 = MYR440 (¥11,263)
Total ¥42,187 ¥58,381 ¥38,169 ¥80,356

救済策Aではフライト日程変更手数料(税別¥42,187)に加えて、変更後の運賃との差額(¥38,169)が必要となり、合計¥80,356以上の被害額となり、総支払額は¥138,737以上。これだけもの費用が発生するのであれば、支払済みのフライトは今、変更せずに、セール期間中に変更して「変更後運賃との差額」を少なくするか、新たにフライトを予約購入した方が被害額がより小さくなりそうです。

救済策B(予約支払済みのフライトをキャンセルしてシンガポールGP観戦旅行を取りやめる場合)

空港利用税 フライト
キャンセル料
返金手数料 返金額
KIX > KUL
SEP 27, 2017
¥6,080 ¥6,000 x 2 = ¥12,000 ¥800 x 2 = ¥1,600
KUL > SIN
SEP 28, 2017
MYR6.00 (¥308) MYR100 x 2 = MYR200 (¥5,128) MYR15 x 2 = MYR30 (¥769)
SIN > KUL
OCT 2, 2017
S$68.00 (¥5,438) S$50 x 2 = S$100 (¥7,994) S$7 x 2 =S$14 (¥1,119)
KUL > KIX
OCT 3, 2017
MYR140 x 2 + MYR280 (¥7,179) MYR15 x 2 = MYR30 (¥769)
Total ¥11,826 ¥32,301 ¥4,257 ¥0 / ¥7,569

返金される空港利用税(¥11,826)からフライトキャンセル料+返金手数料(¥36,565)を差し引くと、¥-24,739。キャンセルすると却って損失額が¥24,739となり、総支払額は¥83,120以上となります。これならキャンセルの手続きをせずに放置して利用しない方が被害額が少なくて済みます。搭乗しなかったフライトの出発後に空港利用税の返金手続きを行った場合、返金額は¥7,569?になり、総支払額は¥50,812?で済みそうです。

上記、救済策AもBも救済になっていない。観戦旅行を取りやめて、キャンセルの手続きをせずにこのまま放置するのが最も損失額が少なくて済みますが、心理的な被害は計り知れないものがあります。支払済みの航空券を無駄にせずに活かすには、やはり、シンガポールGPの代わりにマレーシアGPを現地観戦するのが現実的な救済策ではないかと思います。

FIA Has Formally Ratified The 2017 F1 Calendar — Part 2へと続く。

6 thoughts on “FIA Has Formally Ratified The 2017 F1 Calendar — Part 1

  1. ドイツは来年も無いのですね。フジは来年もCSでのみの放映になるようだし、F1が一部のマニアのものに流れている傾向は変わらないのか。フジにとってBSが地デジで放映するのとCSでどれほどコストが違うのだろう。

    1. 媒体の数を増やすと放映権料が高くなるので媒体をCSに絞り込んで、スポンサー(Honda)からの売上と視聴料売上で何とか利益を出そうとしているような気がします。

      シンガポールGPとマレーシアGPの開催日程が入れ替わり、すでに航空券を購入済みの我々は、大きな損害を被ることになり、頭を痛めております。しかし、なぜ入れ替わったのか?

      1. 貴君が賭けに出ているのを誰かがFIAにチクッたのでは(笑) それにしても金額がデカいので、これをチャンスと捉えてマレーシアGPを見てしまうと言うのも面白い選択かと。

      2. kumaさん

        博打に負けてここ数日、悶々とした日々を過ごしています。今のところまだ救済策が見つかりませんが、ニコの引退の決断とは比べものにならないので、潔くシンガポールGPを諦めてマレーシアGPを観戦しようかと思います。

  2. ニコが引退表明しましたね。チャンピオンになって、来年ハミルトンがメルセデスから出ちゃうかもしれないけど、そうなると才能ある若いドライバーか、高いスキルのベテランが来るだろうし、またセカンドドライバーになる可能性は低くなく、それならチャンピオンで引退と考えるのも綺麗な決断かもしれませんね。
    メルセデスはこれでハミルトンをどう扱うのか、他のチームのドライバーがどう動くのか、今年の冬はレギュレーションも変わるし、おもしろそうですね。

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