MNP From docomo and SoftBank To mineo — Part 1

近日中にdocomoとSoftBankからmineoにMNP(携帯番号ポータビリティー)するYさんとkumaさんを私が支援することになりました。毎月の携帯電話使用料を節約することを目的にMNOからMVNOに移行されるわけですから、可能な限り無駄な支出を発生させずに、利用できるキャンペーンはすべて使うことを前提に下に手順をまとめておきます。


SoftBankからmineoにMNP

まずは難易度がより高い、SoftBankからMNPでmineoのデュアルタイプ(データ通信+090音声通話)、Dプラン(docomoプラン)に移行する場合の手順を考えます。マイネ王掲示板で柿山さんが公開されている、「ソフトバンクを103円で抜け出す」方法を参考にしました。

SoftBankユーザーのYさんの現在の料金プランは「スマ放題」で、通話定額(2,916円)+ウェブ使用料(324円)+データ定額ミニ2GB(3,780円)= 月額7,020円(ユニバーサルサービス料を除く)であり、この金額から「タダで機種変更キャンペーン(iPhone 5下取り)」と月月割の分が割り引かれて、現在の月額は6千円台前半となっています。このまま機種変更せずに現在使用されているiPhone 6を継続して使用する場合は、割引キャンペーンが適用されなくなるので、更新月以降の月額は7,020円となります。2年間、使用した端末で毎月の通信費がこれまでよりも高くなるのは納得できません。そこで、新しいSIMフリー端末を用意し、mineoに移行して毎月の通信費を抑えようという状況です。

「ソフトバンクを103円で抜け出す」方法ではホワイトプランの「パケットし放題フラット for 4G」から同じホワイトプランの「パケットし放題 for 4G」(2段階制)に更新月初日に変更してから、その翌日に解約します。2段階制に変更することにより、更新月に発生する割引なしの月額料金が満額請求されるのを防ぐことができます。データ通信量が5MB以内であれば、2段階制最低料金2,000円とホワイトプランなどが日割りになります。

不明だったのは「スマ放題」から2年契約がないホワイトプラン(標準プラン)に更新月初日に料金プランを変更し、その翌日に解約することができるのかという点です。docomoやauとは異なり、SoftBankは料金プランに2年縛りがあるので、2年契約がない「標準プラン」に変更することになります。サポートに電話してこの点に関して尋ねてみると、更新月初日に料金プランを「スマ放題」からホワイトプラン(標準プラン)に変更することは可能だけれど、プラン変更後、すぐに解約すると、違約金が発生するというのです。1ヶ月目に解約すれば9,500円、2ヶ月目は7,250円、3ヶ月目は5,000円、4ヶ月目以降は無料。確かに2年契約はないけれど、3ヶ月縛りがあるということです。この3ヶ月縛りに関しては公式サイトのどこにも記載がなく、お店の店員さんも知らない人がいるそうで、解約後に違約金の請求が来て初めて発覚することもあるそうです。

更新月初日の翌日にホワイトプラン(標準プラン)を解約すれば、税別9,500円もの違約金が発生するのであれば、「ソフトバンクを103円で抜け出す」方法は残念ながら使えないということになります。1ヶ月目の更新月の月月割なし月額料金満額を手切れ金として支払って、mineoにMNPするより他に手立てはないようです。「スマ放題」契約者はたった一つの抜け道から損をせずに抜け出すことができないということです。

今後の手順案

  1. キャリアメール(softbank.ne.jpとi.softbank.jp)の使用を停止し、これまでに受信、送信したメールで大事なものがあれば、バックアップする。そして、@icloud.comへのアドレス変更をメール送信先、受信元に伝える。
  2. SIMフリー端末を用意し、SoftBankのSIMを挿して回線切替日まで待機する。
  3. 12月25日頃にMNP予約番号を取得し、直後にmineoのデュアル、docomoプランを、エントリーコードと紹介キャンペーンを利用して申し込む。
  4. 新年早々にSoftBankからmineoに回線切替を実施し、SoftBankを解約する。

MNP From docomo and SoftBank To mineo — Part 2へと続く。

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