10日ぶりに伊丹空港千里川堤防にやって来ました。この日は新たに入手したOlympus PEN E-P5ボディーとM. Zuiko単焦点レンズ3本も持参しました。
上の2枚はほぼ同じ場所から同じプロペラ機を2台のカメラで撮影しましたが、背景の空の色が随分と異なります。実際の色はNikon D7000で撮影したものに近いと思います。しかし、私の好みの色はOlympus E-P5のブルー。
向かって左側から吹く強い西風に煽られて機体が傾いています。体感温度はマイナス。
滑走路の誘導灯に火が灯りました。M.45mm F1.8を装着したOlympus PEN-E-P5、なかなかシャープです。撮影はこれからが勝負どころになります。
東の空には満月に近い月。
2台のカメラ共にシャッタースピード優先モードに設定しました。上の画像でシャッタースピードは1/125秒ですが、被写体ブレがないのでもっと落としても良かったかもしれません。シャッタースピードをどの程度まで落とせるかについては、至近距離から撮影するモータースポーツの場合とは条件が違う。
目標とする写真は、離陸準備中のこれではなく、夜の空港に着陸する飛行機です。この日は強風の影響で、三脚に固定したカメラが揺れるので、望遠端(換算450mm)ならシャッタースピードをこれ以上、落とすことができません。通常、三脚固定撮影時は手ブレ補正をオフにしますが、この時はオンに戻しました。5軸手ブレ補正機構を搭載したOlympus PEN E-P5は終始、手持ち撮影。
刻々と光量が変化する夕暮れ時は、頻繁にカメラの露出設定を調整しなければならず、薄明時の彗星撮影に似たものがあります。絞り開放(f/1.8)でもシャープです。ピントが甘いのはオートフォーカスのため。(指先が寒さでかじかんだので、マニュアルフォーカスを断念しました。)
航空機撮影の聖地、千里川堤防に通い始めてこの日が三度目ですが、目標とする写真に少し近づいた気がします。あまりに寒い日だったので、持参した単焦点M. Zuikoレンズは結局、45mm F1.8を付けっぱなしになりました。次回はマウントアダプターを装着してAF Nikkor 50mm f/1.8Dを使おうと計画しています。このレンズだと絞りは一段、絞る必要がありますが、35mm換算で100mmの焦点距離になります。
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いい写真ですね!
日程が合えばぜひご一緒させて下さい!!
モータースポーツがシーズンオフの期間は航空機写真、私はハマってしまったかもしれません。千里川堤防(土手)はその世界では聖地となっているようで、ここで着陸時の航空機を撮影するためにわざわざ関東や海外から泊りがけでやって来る人もいるみたいです。頻繁にやって来る人はインスタグラムで交流しておられるようです。この前、この撮影地を教えてくれたBEGINのボーカルに似た人がインスタグラムに投稿されていました。カメラはNikon D610をお持ちでした。
追記:今さっき、インスタグラム、千里川、BEGINで検索したら、一発でその人のサイトが見つかりました。本人も意識しておられるようで、@begin_2(ビギン_似)とか名前も付けられています。
7枚目の薄暮で向こうが薄っすら見えて、ランプが点灯している写真がいいな。
7枚目は離陸準備中で滑走路に出て停止している飛行機です。着陸寸前の8枚目と9枚目に比べると、撮影難易度はそれほど高くありません。光量が十分にある昼間なら着陸寸前でも比較的、容易に撮影できますが、夜の着陸寸前は、F1ナイトレース流し撮りよりも撮影困難です。