今季、二回目の釣行を記録しておきます。今日はこの前よりもずっと下流から入川しようと、車を止めて、ウェイダーに着替えていると車が二台、下りて来ました。一台は林野庁の車両、もう一台は釣り人らしき人が運転するミニバン。先行者は恐らく、釣り上げた魚はすべて持ち帰るベイトフィッシャーマン。長年、この川で釣りをしていると、出会う人がどのような目的で入山しているのか、実際に尋ねなくても出で立ちから推量することができます。
川沿いに上流に向かうと、車止めの少し先あたりから、先ほどのベイトフィッシャーマン(決めつけています)の足跡が要所要所に残っていました。カゲロウのハッチはないし、今日は坊主かもしれないと覚悟しました。
そんな時に釣れたのが、この”Better than nothing.”(坊主よりまし)ではなく、”Worse than nothing.”(坊主の方がまし)な大きな魚。体長が30cm近くもあるウグイでした。産卵期のウグイなので、婚姻色に染まっています。こんなに大きなウグイをこの川で釣ってしまった記憶がないので、多分、初めての尺ウグイということになります。ウグイは釣りの対象魚ではないので、誤って釣ってしまっても写真を撮ることもありませんが、この川にこんなに大きなウグイが棲息するという記録を残すことにしました。
よく観察すると、それほど醜い魚ではなくどちらかと言えば、綺麗な方ではないかと思いました。口がコイ科の魚らしく、下を向いています。何でも食べる雑食性なので、フライフィッシングの初心者が意図せずに釣り上げてしまうことがよくあります。
この日は結局、先行者の影響をもろに受けて、釣果はこの大きなウグイ一匹でした。こんな日もあるのでフライフィッシングは楽しい、と思うようにしています。
筆者 様
私は、ウグイの生態を知らないので、子供の頃からの記憶で、筆者様が分け入られた、そんな上流に生息しているとは、思いもよりませんでしたし、そんな感覚はありませんでした。私の記憶では、確か、ウグイも鮒ずしにしますよね。私は、食べた記憶があります。
そうそう、鮒ずしで思い出しましたが、今回、帰国した折りに、東京、有楽町駅近くのビルに在る滋賀県物産の店があり、そこで友人と二人、鮒ずしを入手し、近くの友人行きつけのショットバーで酒の肴として、美味しく頂きました(味としては、決して褒められない味で、塩かった。多分発行を押さえるために、相当の塩麹米に漬け換えている?やはり、地元のものが食べたい!)。今度、湖国へ帰ったら、鮒ずしも、富山の鱒ずしも食べたい!!
Jim,
私は川魚が苦手で、岩魚と鱒以外は滅多に食べることがありません。在米時にシーフードレストランでブラックペッパーをたっぷりかけたcatfishをよく注文していました。白身で美味しい魚だという認識しかなかったのですが、帰国後に辞書を調べると「ナマズ」であることがわかり、それ以来、食べていません。
筆者 様
私は、魚は料理の仕方によって食べられません。特に、魚の煮物系は基本的に苦手です(骨付きは、骨を取るのがおっくうで更にダメ)。但し、佃煮の様なものは問題ありません。例えば、鮎の飴炊き等で、骨ごとバリバリ(大袈裟表現ですが)と言うのは好きです。焼き魚系は、殆ど問題ありませんし、勿論、刺身も問題ありません。要するに、魚臭い臭いがする魚料理苦手で(但し、焼き魚の臭いは問題無い)、骨を取るのが煩わしいのも相まって、出来るだけ食べない様にして居ます。特に、私が棲まいして居ます国の魚料理は「蒸しもの」が、多いため、この臭いに弱いので、滅多に食べません。魚介類で、イカやタコの煮物もその臭いがダメで、刺身か、焼きでしか食べる事が出来ません。ま、人から言わせれば「我が儘なだけ!」だと思います(大爆笑)。が、この歳までこうなので、今更、直るわけもなく、このまま一生、こんな感じですね、多分(笑)。
Jim,