1mm単位の精度で製作した甲斐があり、床材の間隔を調整することなく、12列目の床材は根太の木口を覆う2×6のLedger Board(横木)と面一になりました。
コーススレッドは頭の部分が1mmほど埋まるよう、床表面から下げています。水が溜まりますが、ステンレス製のコーススレッドなので、錆びることはありません。コーススレッドを節約して安価なものを使うと、コーススレッドが錆びて木材との間に隙間ができ、そこから木材内部に雨水が浸水し、木材の腐朽を早めてしまいます。
板には表と裏があり、木口の年輪を見ながら上からの荷重に対して割れが発生しないように使うのが基本です。しかしながら、死に節や割れが多くある面を表側に使いたくはないので、この基本を完全に守ることなく、合計24本の床材を固定しました。従って、上下逆になっている材もあります。
端の部分はドリルで下穴を空けてからコーススレッドをインパクトドライバーで締めました。これを怠ると、割れが発生します。床材の木口は本来であれば、側板で覆うべきですが、折角、40mmの分厚い桧を使用しているので、厚みがわかるように意図的に覆い隠さない仕様にしました。その分、たっぷりとキシラデコールを塗布しました。
床材を張る作業が完了しました。これで「細長いウッドデッキ完成」としたいところですが、このままでは落下の恐れがあり、端から端まで有効利用できません。見た感じもウッドデッキというより、和を感じる「檜舞台」のようでもあり、縁側や濡れ縁とか最悪スノコとも揶揄されかねないので、フェンスを製作することにしました。
筆者 様
イヤー!凄い出来ですね!色の取り合わせも良い感じですね(後に、明るい色の床材に濃い茶色を施されるのかどうなのか?判りませんが・・)。この色の取り合わせは、私、基本的に好きです。
Phase II は、手摺りの製作ですね。出来上がりの凄さ、楽しみにさせて頂きます。先ずは、ウッドデッキPahse 1の完了、おめでとうございます!
Jim,