Rebuilding Backyard Deck — Part 18

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既設デッキに新たに取り付けた階段に手摺を設置しました。手摺はいつでも取り付けられる状態にしておき、暫くは手摺なしで利用していただく予定でした。

撤去したデッキの廃材を整理していると、デッキの手摺用柱として使われていたWRC (Western Red Cedar) 4×4材が目に留まりました。20年以上もデッキの手摺用柱として雨晒しの状態で手摺を支えていたにも関わらず、底部以外は腐朽していなかったので、階段用手摺の柱として再利用することにしました。

階段の勾配は35.5ºなので、同じ角度で2本の柱上部を斜めに切断しました。柱は階段の最上段と最下段の踏み板に仮り置きして2×4材を柱の上に置いてみました。2本の柱の切断角度は正しいものの、柱の高さが間違っているのか、隙間ができました。そこで、もっと細い端材を柱に置いて(上の画像)、隙間ができないように片方の柱の高さを調節しました。できればしたくはない現物合わせの手法を採用しました。

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最上段の踏み板に取り付ける柱は複雑な切り欠きを作って、踏み板とハンガーボードに固定して垂直に立てました。

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最下段の踏み板に取り付ける柱は同様に切り欠きを作って、踏み板とストリンガーに斜め打ちのスレンレス製コーススレッドで固定し、コンクリート基礎に接地させました。切り欠きはミリ単位の精度で加工したので、接合部に隙間はなく、ぐらつきはありません。

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柱をもう一本、3段目の踏み板に取り付けるか、手摺と平行に2本の柱の間に補強材を渡すか、いずれかが必要かと思っていましたが、この状態でぐらつきがなく、見た目以上に頑丈そうなので、しばらくはこのシンプルデザインの階段のままにしておこうと考えています。

Part 19へと続く。
Part 17に戻る。

6 thoughts on “Rebuilding Backyard Deck — Part 18

  1. 筆者 様

     Oh~! 手摺り、良い感じですね。デザイン的も色も良いですね!次回、帰国した折りには是非!Modification Detailsを見学させて頂きたく存じます(家主様が、O.Kならばですが)。しかし、勿論、両側手摺りを考えて居られると思いますが、方手摺りと言うDesignも良い感じですね。

    Jim,

    1. 階段と手摺の塗装色は既設デッキの色に合わせてあります。安全面を含む性能を考慮すると、デザイン面で妥協が必要になりますが、そのバランスとしては現状で良いかなあと考えています。

  2. 綺麗だ!
    安心感ではもう一本柱が欲しい気がするが、今の雰囲気が崩れるのはなんとも。あとは施主の意見ですね。

    1. 2枚目の写真はまるで外国のようです。
      悔しいことに、我が家の階段よりずっと素敵な仕上がりです(^_^)

    1. 年月が経過すると木材が痩せたり、コーススレッドの周囲が弱ったりしてぐらつきが発生するかと思いますが、その時に柱か手摺と平行する補強材を取り付ければ良いかなあと考えています。それまでは他にはないこのオリジナルデザインの手摺に存在感をアピールしてもらいます。

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