母屋の出入口に通ずるポーチ南側階段を撤去し、一から製作することになりました。撤去した階段に使われていた木材は耐水性に優れたウェスタンレッドシダーですが、施工方法に問題があると水が滞留する部分で10年以上経過すれば腐ります。新しい階段には廉価なSPFを使用することにしました。クレオトップ(木材防虫・防腐剤)を組み立てる前に塗布し、腐ればまた交換すればよいという考えです。
側板には10’の2×8を半分に切断したSPFを使用します。2×4の踏み板を3枚載せるのが長い方、短い方が蹴込み板を取り付ける部分ですが、蹴込み板は水はけを良くするために取り付けません。
東側の側板(内側)に罫書きをし、線に沿って卓上丸鋸で切断。節を避けながらの切断は容易ではありません。刃の厚みを考慮して1ミリ単位の精度で2×8のSPF材を切断して行きます。
現場で水平になっていることを確認。
基礎コンクリートに直に木材を置くと、溜った水を吸い上げる恐れがあるので、ラバープレートを敷く予定です。完成した東側側板(内側)を雛形にして、中央の板と西側の側板(内側)を製作します。
筆者 様
大事になって来ましたね。流石に、溝の中で雨水に耐えていた木材は、傷みが早くなるのですね。今度は、階段の地面側のコンクリート面の「水はけ」も考えてあげないといけないわけですね。また、綺麗に仕上がった所の写真を楽しみにさせて頂きます。
Jim,
この状態で13年間、毎日、使用できていましたから、「施工ミス」とは言えないかもしれませんが、手抜き施工であることは間違いないと思います。ポーチを施工した工務店には、浴室のリフォームも依頼しました。浴室に小さなシャワールームを取り付けてもらい、洗い場は使わないので、タイルの上にフローリングを張るように依頼したら、檜の簀の子になってしまった、苦い経験があります。現在、足場を組んで屋根の葺き替え工事をしているのは別の工務店です。
筆者 様
施工業者さんも段々(ピンキリ)ですね。変な話ですが、同じ会社の住宅でも、施工される方の腕や気の使い方で、大きく変わるのだなと云う経験を私は持っています(笑)。「自分が住んだら・・・」と考えて施工する方々と「別に、自分が済むわけでもないし・・」と思いながら施工するのでは、そこに差が出るのは、当然なのかも知れませんね(笑)。
Jim,